更新日:2023年7月5日
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白血病や再生不良性貧血などの病気によって、正常な血液を作れなくなってしまった患者さんの骨髄幹細胞を、健康な方の骨髄幹細胞と入れ替えることにより、造血機能を回復させる治療法が骨髄移植です。
骨髄移植を成功させるためには、患者さんと骨髄を提供してくださる方(ドナー)の白血球の型(HLA型)を一致させる必要がありますが、HLA型が一致する確率は兄弟姉妹で4人に1人、それ以外では数百人から数万人に1人とまれなため骨髄移植を受けられない患者さんが少なくありません。
「骨髄バンク事業」は、一般の方々に善意の骨髄提供を呼びかけるため(財)骨髄移植推進財団が主体となり、1992年から開始されました。
山形県では、より多くの方々に善意のドナー登録をしていただき、さらには実際の提供者になっていただけるように骨髄バンク事業を支援しています。
骨髄バンクについてより詳しくお知りになりたい場合はこちら(外部サイトへリンク)をクリックしてください。
ドナー登録はわずか2mLの採血から。
登録まで以下のステップで行います。
1. ドナー登録の条件(外部サイトへリンク)をお読みになり、条件を満たしているかどうかをご確認ください。
2. ドナー登録のためには、パンフレット(※)「チャンス!」(外部サイトへリンク)をお読みいただくことが必要です。骨髄バンクに登録するまえに、内容をよくご理解ください。
3.「献血ルームSAKURAMBO」(山形市香澄町2-2-36)か、各保健所が実施している、最寄のドナー登録会(日程表参照(PDF:99KB))会場にお越し下さい。
4. 登録に必要な時間は、約20分です。窓口ではドナー登録受付に関する説明と申し込み手続きを行います。
5. 登録時には、腕の静脈から2mLを採血し、HLA型を(白血球の型)を調べます。検査に費用はかかりません。
6.後日、骨髄データセンターからドナー登録確認書をお送りします。ドナー登録された方のHLA型と、患者さんのHLA型を定期的に適合検索します。
山形県では、骨髄等を提供しやすい環境づくりのため、平成29年度より全市町村でドナーの皆さんに対する制度を実施しております。
日本骨髄バンクにドナー登録をしている方で、骨髄等の提供を完了した方に対して、提供に要した日数に応じ、1日2万円を助成(上限7日間)するものです。
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