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更新日:2023年11月15日
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警察本部が誇る「歌うおまわりさん」。
歌う声は伸びやかなバリトン。インタビューも、よく響く美声でお答えくださいました。
定期演奏会で披露したドリルでの一コマ
音楽を始めたきっかけは、母の勧めで小学生からオルガンを習い始めたことでした。
中学に上がると、学校のブラスバンド部に入り、ユーホニウムとチューバを担当し、県立高校の音楽科に進みました。高校から声楽を始め、大学でも声楽を専攻しました。
大学卒業後、家族のいる地元で働きたいと思い、山形県警察官を拝命しました。
その時から音楽隊員になり、2022年の4月で、音楽隊生活34年目を迎えます。
定期演奏会にて
音楽隊では、指揮者と、ドリル演奏時にチューバ、そして、演奏する曲によっては歌を担当しています。
警察官としては、現在は山形駅にある鉄道警察隊に所属しています。
山形駅にて
それはもう、たくさんありました!
駐在所に勤務していた頃、地区ごとに行われる会合で、防犯や交通安全に関する講話を毎週のように頼まれた時期がありました。
私の場合は、まず講話をして、最後に歌を歌ったり、楽器を演奏したりするんです。お年寄り向けには、「ふるさと」や「早春賦」などの文部省唱歌を選んだり、婦人会の集まりでは懐メロなど、集まる方に合わせて歌ったり演奏したりしてきました。
演奏すると、ただ話をするよりも、皆さんの印象に強く残るようで、地区の方とその後お会いしたときに、「この前歌ってけだっけね~」などと話しかけてくれたりして、地区住民の方と話すきっかけになりました。音楽の力で、地区の皆さんとの距離を縮めることができたと思います。
「いのちの歌」を歌っています
好きな音楽に仕事として携われたことが本当に良かったです。派遣演奏先では、県民の皆さんの笑顔に会える、そして喜んでいただけて、安全・安心につながる警察広報活動ができるのは音楽隊にいたからこそできたことだと思います。
音楽、というのは音を楽しむという字のとおり、自分も楽しんで、相手も楽しませるようなものだと思います。
それを一緒に作れる若い人達に、山形県警察音楽隊に集まって欲しいと思います。