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更新日:2021年7月26日

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避難情報の変更について

令和3年5月20日から、災害発生時に市町村が発表する避難情報が変更されています。従来の避難勧告は廃止され、警戒レベル3は高齢者等避難警戒レベル4は避難指示警戒レベル5は緊急安全確保となりました。

早期避難を心がけましょう

令和3年5月避難指示警戒レベル

 

警戒レベル5

警戒レベル5の緊急安全確保とは、既に安全な避難ができず、命が危険な状況です。市町村が災害の状況を確実に把握できるものではないことから、必ず発令される情報ではありません。発令を待つことなく、警戒レベル4までに避難を終える必要があります。

警戒レベル4

警戒レベル4の避難指示は、これまでの避難勧告のタイミングで発令されますが、警戒レベル4までに危険な場所から全員避難と覚えてください。自宅の位置、自身の現在地が危険な場所となっている場合、避難をしなければならないということです。事前にハザードマップで確認するほか、防災アプリ、テレビやラジオなどを積極的に活用し、大切な命を守るための行動を取ってください。

警戒レベル3

警戒レベル3の高齢者等避難は、高齢者、障害のある人などが危険な場所から避難する段階になります。高齢者等以外の方も、必要に応じて普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。早期避難を心がけましょう。

警戒レベル2

警戒レベル2は大雨・洪水・高潮注意報を気象庁が発表する段階、警戒レベル1は早期注意情報を気象庁が発表する段階になり、従来から変更はありません。

避難時の注意

避難するといっても、豪雨時に屋外へ移動することは、車両を含めて大変危険です。屋内安全確保や垂直避難といって、自宅の2階以上に移動することで避難できる場合もあります

  • 家屋倒壊氾濫想定区域に入っていない
  • 部屋が浸水深より高い位置にある、
  • 水がひくまで我慢できて水や食糧などの備えが十分にある

の3条件を確認することが必要です。

避難所だけでなく、安全な場所にある親戚・知人宅やホテル・旅館への避難も手段の一つです。事前に確認や予約が必要ではありますが、避難所に行かなければ避難ではないという決まりはないので、方法として検討してみてはいかがでしょうか。

避難所への避難に関しては、自宅に「○○に避難した」などメモを残したり、家族に避難先を伝えることも大切です。また、感染防止グッズを用意したり、非常持出袋の中身を家族で確認し合うなど、普段から準備をしておきましょう。

 

お問い合わせ

県警察本部警備第二課 

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