更新日:2024年8月5日
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ウイルス性肝炎は、肝炎ウイルスの感染により肝臓の炎症が続き、肝細胞が壊れていく病気です。ウイルス性肝炎には、A型、B型、C型、D型、E型がありますが、中でもB型肝炎、C型肝炎は、自覚症状に乏しく、適切な治療を受けずに放置すると肝硬変や肝がんに進行する恐れがあり、注意が必要です。肝炎ウイルスに感染しているかどうかは血液検査でわかります。
感染後は、倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸などの症状が出ることがあります。しかし、肝臓は症状が表れにくい臓器のため、自覚症状がない場合がほとんどです。そのため、感染に気付かず慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんに進行してしまう恐れがあります。
感染経路は主に以下の3つです。
毎週火曜日午前9時20分、9時40分、10時、11時10分、11時30分(祝祭日、年末年始を除く)
検査は無料・匿名で行っています。詳細はHIV(エイズ)、性感染症検査のご案内をご覧ください。
『世界肝炎デー(7月28日)』は、2010年にWHO(世界保健機関)がウイルス性肝炎蔓延防止及び、患者・感染者への差別・偏見の解消、感染予防の推進を図ることを目的として定めたものです。日本でも2012年から7月28日を『日本肝炎デー』、7月28日を含む週の月曜日から日曜日を『肝臓週間』と定め、肝炎ウイルス検査の受診勧奨、感染予防、治療等の正しい知識の普及・啓発活動の推進を図っています。