ホーム > くらし・環境 > 地域づくり > 地域活性化 > つながるやまがた西置賜 “みづは”ものがたり > みづはものがたり 歴史・文化 置賜三十三観音
更新日:2022年3月25日
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観音信仰が根付く山形県には、最上・庄内・置賜に三十三観音があり、あわせて「出羽百観音」と呼ばれます。素朴で厳かな置賜三十三観音は地域の人々の手で大切に守られてきました。西置賜地域にはそのうち19の観音堂があります。
九野本観音
住所:長井市九野本2047
時庭観音
住所:長井市時庭1428
宮の観音
住所:長井市横町14-8
ご本尊は鎌倉時代に造られたとされる高さ2mもある馬頭観音立像。県内では例がない馬頭観音の巨像であり、昭和62年に県有形文化財の指定を受けています。
芦沢観音
住所:長井市芦沢495
五十川観音
住所:長井市五十川3857
森観音
住所:長井市森字観音堂689-1
森観音堂は、江戸時代・享保の初め、火災でお堂などが焼失しましたが、ご本尊だけは池の巻貝が密着して護ったという不思議な伝説があります。
高玉観音
住所:白鷹町大字高玉1207-1
深山観音
住所:白鷹町大字深山3072
荘厳な杉に囲まれた108の石段を登った先にある深山観音堂。室町時代後期に建造され、国の重要文化財に指定されています。
杉沢観音
住所:白鷹町畔藤164付近
関寺観音
住所:白鷹町十王3889
807年に高僧・行基によって創建されたと伝えられている関寺観音堂。屋根の下には十二支の彫刻が施されています。
鮎貝観音
住所:白鷹町鮎貝2255-11
仏坂観音
住所:白鷹町十王24
ご本尊である馬頭観世音菩薩は焼失で何度かつくりかえられ、今の像は江戸時代の作。山形へ通じる峠道の入り口にあたることから、人馬の安全祈願のため祀られたと考えられています。
広野観音
住所:白鷹町広野2676
ご本尊は米沢藩主上杉家の菩提寺である法音寺から寄進されたもので、仮安置したお寺の本尊と喧嘩して右腕に包帯をしているという噂が立ち、今も手の病にご利益があるとされています。
高岡観音
住所:白鷹町高岡2338
松岡観音
住所:白鷹町荒砥乙1389
ご本尊は明治初期に神仏分離令により南陽市の熊野大社からうつってきたものです。お堂から続く道を登っていくと、明治時代に安置されたといわれる石仏三十三観音があります。
高峰観音
住所:飯豊町大字手ノ子1771
昭和46年の白川ダムの建設に伴い、今の場所に移された高峰観音堂。ご本尊は高さ約4cmと小さいながらも金で作られているそうです。
黒沢観音
住所:飯豊町大字黒沢528
中村(天養寺)観音
住所:飯豊町中1956-22
中村(天養寺)観音堂は、室町時代に再建されたと言われ、県指定文化財になっています。観音堂は飛騨の宮大工が一夜で造ったという言い伝えもあります。
萩生観音
住所:飯豊町萩生3171付近
1.山門で合掌し一礼して入る
2.水屋で手を洗い口をすすぎ清める
3.観音堂にて、お線香やお灯明を供える(線香台や灯明台のない観音堂では火をつけずにお供えください)
4.納札や写経を観音堂の定められた場所に貼る
5.参拝(お経やご詠歌などを唱えることも)
6.朱印所にて朱印をいただく
7.門前で合掌し一礼して、次の札所へ
置賜三十三観音の公式HPはこちら(外部サイトへリンク)
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