A. 粘土のようなすべりやすい地層に雨水などがしみこみ、その影響で地面が動き出すのが地すべりです。広い範囲にわたって起こるのが特徴です。ふつう地すべりは、1日に数ミリ程度で目に見えないほどの動き方ですが、とつぜんいっきに数メートルも動くことがあります。
また、地すべりによってせき止められた川の水が下流にいっきに流れて、大災害をもたらすこともあります。
Q. 地すべり災害を防ぐ方法はないの?
A. 地すべりを防ぐには、地すべりの原因となる地下水をとりのぞきます。
また、雨を地面にしみこませないようにする工事もします。さらに、くいを打って地面な動かないようにします。