更新日:2024年11月7日
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GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業生産における各工程(ほ場準備、播種、育苗、病害虫・雑草防除、収穫、出荷調製等)において、農産物の安全性確保や労働者の安全、そして環境保全等に配慮した作業の手順及び農薬・肥料、機械等の取り扱い方法を、あらかじめ「計画」として定め、その計画に基づいて「実施」し、実施状況の「記録」と「点検・評価」を行い、次の「計画」へ反映させていく取組みのことです。「食品安全」、「環境保全」、「労働安全」等の課題を常に改善していくことにより、持続的な農業生産を可能にします。
関連ページ
農業生産工程管理(GAP)に関する情報(農林水産省)(外部サイトへリンク)
山形県では農業を取り巻く課題に対応し、本県農業の持続的な発展を実現するため、令和4年3月に『「やまがた安全・安心」GAP推進運動実施要領』を策定し、GAPの推進に取組んでいます。
「やまがた安全・安心」GAP推進運動の実施項目
1生産者・消費者等におけるGAPの認知度向上
2国際水準GAP認証取得の推進
県版のGAPである「やまがたGAP第三者認証制度」の推進他
3県産農産物の安全性確保に向けた取り組みの堅持
やまがた農産物安全・安心取組認証制度の普及
関連資料
「やまがた安全・安心」GAP推進運動実施要領(ワード:18KB)
県が策定したGAP(農業生産工程管理)で、「食品安全」、「環境保全」、「労働安全」、「人権保護」、「農場経営管理」の5分野について管理すべきポイント(管理点)と満たすべき基準(適合基準)が設定されています。農産物生産の各工程で適切な時期に点検を行い、改善を図るための取組みです。
GAPは、各管理点の適合基準を満たすように取組み、自己点検しながら改善を図ることが重要ですが、第三者である認証機関が点検し認証することにより、GAPの取組みが適正に行われていることを販売先等に示すことができます。
「やまがたGAP」第三者認証制度は国際水準GAPで取り組むべき上記5分野を満たしながらも管理点の数を抑え、国際水準GAP認証取得の練習台として取り組みやすい制度としています。
「やまがたGAP」第三者認証制度の運用は、令和7年3月31日までです。
(1)認証機関:公益財団法人やまがた農業支援センター(山形市緑町 緑町会館内)
(2)対象品目:「米」、「青果物(野菜・果樹)」
(3)認証の対象者:県内で農産物を生産する農業者等で構成する団体又は農業法人
(4)認証の要件:
ア やまがたGAPを申請前3か月以上の期間実践していること
イ 各管理点の適合基準を満たしていること
ウ 年に1回以上内部監査(又は自己点検)が行われていること
(5)審査の方法:団体事務局及び生産現場等で取組状況を審査し、その結果をもとに有識者等で構成する審査判定委員会において、認証の可否を決定します。
(6)認証費用:基本額 12,100円(消費税含む)
(7)認証登録有効期限:令和7年3月31日まで
認証を取得した団体名や認証取得の手順、申請様式等については公益財団法人やまがた農業支援センターのホームページをご覧ください。
公益財団法人 やまがた農業支援センター(外部サイトへリンク)
下記日程で研修会を開催します。詳細と参加申し込みはこちら(外部サイトへリンク)をご覧ください。
【置賜会場】令和7年1月9日(木曜日)午前10時00分~11時45分
伝国の杜置賜文化ホール第1小会議室(米沢市丸の内1₋2₋1)
【村山会場】令和7年1月9日(木曜日)午後2時15分~4時00分
山形県高度技術研究開発センター第1・2研修室(山形市松栄2₋2₋1)
【庄内・最上会場】令和7年1月10日(金曜日)午前9時30分~11時15分
文化館なの花ホール研修室(東田川郡三川町横川堤172₋1)
GAPの基礎について学びたい方は、下記研修会にご参加ください。
下記日程で研修会を開催します。詳細と参加申し込みはこちら(外部サイトへリンク)をご覧ください。
【最上会場】令和7年2月3日(月曜日)午後1時30分~3時30分
新庄市民プラザ 第5・6研修室(新庄市大手町1-60)
【置賜会場】令和7年2月4日(火曜日)午前10時00分~12時00分
山形県置賜総合支庁本庁舎 講堂(米沢市金池七丁目1-50)
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