ホーム > 産業・しごと > 研究開発・科学技術・情報通信 > 科学技術 > 山形県科学技術奨励賞 > 山形県科学技術奨励賞について > 第19回山形県科学技術奨励賞の受賞者について
更新日:2023年4月6日
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この知事表彰は、科学技術に関して優れた研究成果をあげた県内の若手研究者を表彰し、研究意欲の向上を図るとともに、将来の研究者の確保に資することを目的としています。令和2年度で19回目を迎え、今年は2名の研究者が受賞されました。受賞者には、表彰状と副賞(記念品及び研究奨励金)が授与されます。
なお、授与式は令和3年3月25日に開催を予定しておりましたが、3月22日に新型コロナウイルス感染症に係る山形県・山形市共同の緊急事態宣言が発出されたことに鑑み、開催を見合わせることなりました。
氏名:江目 宏樹(ごうのめ ひろき)氏
所属:山形大学学術研究院 助教
業績:「散乱性媒体によるふく射伝熱制御に関する研究」
散乱性媒体によるふく射輸送について理論解析を行い、粒子の材料等がスペクトル反射率に与える影響を明らかにするなどの成果を挙げている。置賜広域行政事務組合消防本部との共同研究や山形鋳物への技術応用など県内産業への貢献を行っており、今後も活躍が期待される。
氏名:小松 智彦(こまつ ともひこ)氏
所属:山形県農業総合研究センター 専門研究員
業績:「黒毛和種牛肉の食味成分に関する研究と種雄牛選抜への応用」
黒毛和種牛肉の新たな食味指標として、牛肉中のイノシン酸等の重要性を見出し、食味に優れた能力を持つ新規種雄牛の選抜への貢献などの成果を挙げている。今後も山形県の畜産の発展に寄与することが期待される。
デザイン:東北芸術工科大学 黒田良行氏
製作:(有)たくみまさの、佐野屋鋳金工芸
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