ホーム > 健康・福祉・子育て > 健康 > 歯の健康 > 山形県口腔保健支援センター > 活動報告
更新日:2021年12月2日
ここから本文です。
山形県と山形県国民健康保険団体連合会が主催する「糖尿病及び慢性腎臓病重症化予防に係る研修会」に山形県口腔保健支援センターの歯科医師と歯科衛生士が「歯周病と糖尿病の関連性」との表題で講演をしました。
歯周病と糖尿病はお互いに相互関係にあります。歯周病が悪くなれば糖尿病も悪化し、糖尿病が悪化すれば歯周病も重症化します。しかし、逆を言えば、歯周病を治療すれば糖尿病は改善することがあるのです。これは高いエビデンスに基づいています。講演の中では、糖尿病患者の方で歯周病に罹患していることに気付いていない方や歯周病にさほど危機感をもっていない方が大勢いることに言及し、歯科医院での定期健診や歯周病治療を薦めました。また、歯周病予防に適した口腔ケア用品等の説明も行い、講演の後には相談コーナーを設け、参加者の質問や相談に答え、終了となりました。
【日時】令和2年10月13日(火曜日)10時から12時10分
【会場】村山総合支庁西村山地域振興局講堂
【参加者】各市町村糖尿病及び慢性腎臓病重症化予防保健指導担当者
【次第】
1開会
2あいさつ
3説明「山形県の糖尿病及び慢性腎臓病重症化の取組み」山形県健康福祉部健康づくり推進課
4説明「重症化予防に関する個人リストの内容と活用方法」山形県国民健康保険団体連合会
5講演「人工透析導入ハイリスク者に対する保健指導のポイント」医療法人社団性永会南陽矢吹クリニック看護師長井渕奈緒美氏
6講演「歯周病と糖尿病の関連性」山形県口腔保健支援センター歯科医師吉田雪絵、歯科衛生士伊藤典子
7閉会
山形県口腔保健支援センターは山形県栄養士会が主催する研修会において「摂食嚥下機能の維持のためにお口を鍛えて健康長寿!」の演題で講演・実技実習を行いました。
研修会は集合型とオンラインのハイブリット形式で行い、参加者は会場に20名ほど、オンラインでの参加が50名ほどでした。30分程度の講演ではありましたが、最後に舌口唇運動機能検査機器を用いて口腔機能評価も行いました。
【日時】令和3年7月10日(土曜日)12時から
【場所】山形食糧会館2階(山形市旅篭町)
【参加者】山形県栄養士会会員等
【演題】「摂食嚥下機能の維持のためにお口を鍛えて健康長寿!」
講師:吉田雪絵(山形県口腔保健支援センター歯科医師)、伊藤典子(山形県口腔保健支援センター歯科衛生士)
就労継続支援事業所ピース河北様からの依頼を受け、事業所利用者様を対象とした研修会を行いました。1時間20分の時間の中で、前半はスライドを用いた講演を行い、後半は飛沫対策を十分に行った上で、歯垢染め出し剤を用いて利用者様のお口の中の磨き残しを実際に染めてみた後、効果的なブラッシング方法について実演を行いました。
【日時】令和3年10月5日(火曜日)13時30分から
【場所】就労継続支援事業所ピース河北
【対象者】事業所利用者、事業所職員
【演題】「歯と口の健康について」
講師:吉田雪絵(山形県口腔保健支援センター歯科医師)、伊藤典子(山形県口腔保健支援センター歯科衛生士)
お問い合わせ