更新日:2024年6月21日
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令和3年3月に改訂し、スタンダード版(第3版)・セルフ版(第2版)を運用しております。
発達障がい等の支援が必要な方の個性や必要な配慮などの情報をファイリングしていくものです。ご本人の年齢などにあわせて【スタンダード版】【セルフ版】の2種類を作成しています。
平成27年7月より、県内全域で運用が開始されています。
保護者の方がお子さんの成長や発達について記すことで、お子さんのことをよく知る手がかりとなるだけでなく、今後各種の相談をするときに説明する際のツールとなり、説明の負担を軽減しながらも支援者にお子さんの情報を的確に伝えることができます。
就職を見据えてご本人が記載するもので、自分の特徴やセールスポイントをまとめ、ファイリングを行うことで、支援機関や就職先に説明する際のツールとして活用できます。
5種類のシートと記載マニュアルで構成されています。
シート1;[フェースシート]
ご本人やご家族の状況、緊急連絡先や医療に関すること等、基本的な情報をまとめ、記入できるようにしています。
シート2;[支援・診療の履歴](スタンダード版)、[支援の履歴](セルフ版)
これまでの支援・診療の履歴を一覧表にまとめるものです。
シート2追加様式;[相談の記録用紙]
シート2やシート3に書ききれないことや相談に行く前のメモ等に使うものです。
シート3;[現在の様子](スタンダード版)、[今の自分をよく知るシート](セルフ版)
得意なことや苦手なこと、日常生活等で配慮が必要なことなどをまとめるものです。
シート4;[支援の工夫など、つなげたい情報]
こんな時、こうしたら上手くいくかもしれないという支援の方法を記録するものです。
これまでの記録などをファイリングしておくことで、ご本人のことをよく知る手がかりになります。お子さんの場合は、成長や発達の記録として残ります。
ご本人の得意なことや苦手なこと、ご本人に合った支援方法などがひとまとめになっておりますので、保育所・幼稚園への入園、就学・進学・就労時など、ご本人が次のステージへ進む際に、ご本人に関する情報を支援者に的確に伝えることができます。
保護者の方、又はご本人が記録・保管するものですが、書き方がわからないときは、周りの支援者(保育所・幼稚園・学校の先生、福祉サービスの担当者、市町村の担当者)に協力してもらって記入してください。
ご本人のことについての相談の場面や、進級・進学や引越しなどで支援者が変わった時に、支援者(相談先)にこのファイルを見てもらい、ご本人のことをよく知ってもらいましょう。支援者(相談先)にコピーをお渡しするのもよいと思います。
家庭と支援者とで情報共有しながら書き加えていくことで、ご本人の力を引き出す「支援のヒント集」として活用されることを期待しております。
初めてご利用になられる方は、こちらをダウンロードしてお使いください(両面印刷用)。
必要なシートを選んでお使いいただけます。また、パソコンで書き込んで印刷できるword版も載せています。
初めてご利用になられる方は、こちらをダウンロードしてお使いください(両面印刷用)。
必要なシートを選んでお使いいただけます。また、パソコンで書き込んで印刷できるword版も載せています。
県内の市町村でもサポートファイルを配布しております。
チラシの2枚目に市町村の配布担当課が掲載されております。
サポートファイルのチラシ(PDF:744KB)
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