更新日:2024年3月29日
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酒類は、私たちの生活に豊かさと潤いを与えるものであるとともに、酒類に関する伝統や文化は私たちの生活に深く浸透しています。しかしながら、多量の飲酒、20歳未満の者の飲酒、妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は、心身のアルコール健康障害の原因となり、本人の健康の問題だけでなく、その家族へ深刻な影響を与えたり、飲酒運転、暴力、虐待、自殺等のアルコール関連問題を生じさせる要因となっています。
アルコールに関する多くの社会的な問題を背景として、国は、平成25年に「アルコール健康障害対策基本法」を制定し、平成28年に「アルコール健康障害対策推進基本計画」(以下、「基本計画」という。)を策定しました。これにより、アルコール健康障害対策についての基本的な枠組や方向性が示されました。
このような状況を踏まえ、県においても、平成31年3月に「山形県アルコール健康障害対策推進計画」(以下、「第1期計画」という。)を策定し、各種取組を進めてまいりました。
その後、国は、基本計画の見直しを行い、令和3年3月に「アルコール健康障害対策推進基本計画(第2期)」を策定しました。
このたび、県では、こうした国の動きや第1期計画における取組の評価を踏まえ、本県におけるアルコール健康障害対策をさらに推進していくため、本計画を策定いたしました。
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