更新日:2023年12月27日

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地域熱供給事業について

特定のエリア(街区)全体で使用する熱エネルギーを24時間供給し、街や工業団地等の快適性・利便性の向上を図る「地域熱供給」は、熱源設備の集中管理と効率的なエネルギー供給により理想的な都市づくりを実現します。

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(一般社団法人日本熱供給事業協会ホームページより引用)

導入メリット

1低・脱炭素に大きく貢献

地域熱供給は、スケールメリットを活かして、高効率設備を最適に稼働させるとともに様々な 再生可能エネルギー 、 未利用エネルギー を受け入れることによって街区の低・脱炭素化に大きく貢献します。

2再生可能エネルギー・未利用エネルギーを活用

地域熱供給は、個別ビルでは活用しづらい、地域に存在する 再生可能エネルギー (太陽熱、地中熱、河川熱、海水熱、下水熱 等)や都市廃熱などの 未利用エネルギー(清掃工場廃熱、工場廃熱、地下鉄・変電所廃熱等)をプラントに受け入れ、地域全体に供給することにより、大幅な省エネルギーを実現します。

3エリアの価値向上及び強靭化に貢献

余剰スペースの活用

地域熱供給(地域冷暖房)は熱源設備をまとめることによって、地下や屋上に有効なスペースが生まれ、駐車場、ヘリポート、緑化スペースなど、様々な用途に活用することができるため、エリア(街区)の価値が向上します

災害時の電気・水・熱の供給継続が可能

コージェネレーション システムや 蓄熱槽 など、平常時に使用している施設を活用して、災害時の電力・熱や生活用水・防災用水等を供給することが可能です。これにより、エリア全体の強靭化を図ることができます。

4付加価値の向上

エリア全体の最適なエネルギーマネジメント

地域熱供給は、 コージェネレーション システムや 蓄熱槽 などを活用して大規模な電力の需給調整機能を発揮します。
また、最先端技術を取り入れたエネルギーマネジメントシステムにより、 更なる省エネルギーを実現します。

大規模な電力の需給調整機能

コージェネレーション システムや 蓄熱槽 を活用することで、大規模な電力需給調整機能を提供します。

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(一般社団法人日本熱供給事業協会ホームページより引用)

導入事例

山形駅西口

  • 山形駅西口地域は、新しい山形の顔として再開発が進められ、24階建ての民間・公共複合施設である「霞城セントラル」と国内トップクラスの音響を誇る音楽ホールを有する「やまぎん県民ホール」を中心に、スーパー、ホテル、マンション等が建設され、新たな都市機能が整備されました。
    石油 コージェネレーション を組込んだ設備で、石油・電力・ガスのトリプルミックス熱源の採用により、低廉かつ安定したエネルギー供給を行っています。また、自立型の熱・電力供給設備であるため、防災対応性にも優れています。

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(一般社団法人日本熱供給事業協会ホームページより引用)

 

セミナー情報(R5.2.3更新)

一般社団法人日本熱供給事業協会において、地域熱供給やエネルギーの面的利用を通じて、地域のカーボンニュートラルについて情報発信するイベントが開催されます。

詳しくは、チラシ及び下記URLをご覧ください。

オンラインセミナー(PDF:628KB)

【概要】下記のHPをご確認ください
 https://www.jdhc.or.jp/onlineseminar2022/(外部サイトへリンク)
 

お問い合わせ

環境エネルギー部エネルギー政策推進課地域エネルギー振興担当

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-3049

ファックス番号:023-630-2133