令和2年度第1回山形県公立大学法人評価委員会
日時
令和2年8月17日(月曜日)書面審議
令和元年度業務実績の評価について
評価委員会委員からの主な意見は、以下のとおりです。
山形県公立大学法人
- この度の大学入試共通テストにおける急激な変更は、受験生にとっても大学側にとっても大変な負担になったことと思う。その中でも冷静に取り組み、次年度以降に生かす工夫をされていることに敬意を表す。
- オープンキャンパスに参加できない学生への対応(記録映像での配信など)も考慮した方がいい。
- オープンキャンパスや大学説明会などでは、年齢の近い現役学生の話や活動に高校生の興味と関心がいくようだ。学生との交流の場があることは大変素晴らしいことだと思う。
- 公立大学で管理栄養士の資格が取得できる希少価値の高い大学であることや、栄養士と管理栄養士の違いなどが受験生や保護者に浸透していないのではないかと危惧している。
- 国際感覚のある学生、国際的な視野を有する学生の育成を掲げているが、そういった意欲ある学生にとって機会が少ないのではないか。
公立大学法人山形県立保健医療大学
- 県外に進学できない女子生徒がまだまだいます。卒業後専門職として働ける可能性が高い公立大学が県内にあることは大変有難いことです。今後一層県内の高校生のあこがれの大学となることを願っています。
- 奨学金については、返済についての実感が乏しい学生や保護者がいることが懸念されます。利用だけではなく、返済も含めて指導いただき、無事学業を成就できますようお願いいたします。
- 貴学の卒業生は業務の性格上、常に最新の情報が必要かと思います。情報提供や意見交換等を通して、卒業生の支援を充実させていただければと思います。
- 大学の就職率や資格試験の合格率は数字で伝えることができますが、実際の大学の魅力を伝えるのは簡単ではないことです。新しい大学案内はとても魅力的でした。明るく、見やすく、とても笑顔の多い大学案内だと思います。「この大学に行ってみたいな」と思う内容でした。