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更新日:2024年7月31日

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ガバメントハンターの採用について

ご意見

 県道に面している自宅の近所に、何回もクマが出没して生活に支障をきたしています。
 クマの市街地出没については、徹底した管理捕獲を行わないと問題が解決しないと思いますが、捕獲についてこれまで依存してきた猟友会は、諸般の事情により継続性や緊急性の面で対応が難しくなっており、全国の自治体では専任のガバメントハンター(公務員ハンター)の採用が拡がっているようです。
 山形県におけるガバメントハンターの育成と採用の計画について聞きたいです。 (2024年7月12日)

県の取組状況

 県では、第4期山形県ツキノワグマ管理計画を策定し、適正な個体数管理と人身被害の防止及び農作物被害防止の観点から、総合的な対策を実施しています。
 捕獲対策に関しては、生息状況を調査し、春季捕獲による個体数管理に取り組んでいるほか、市街地等に出没するクマについては有害捕獲を行っています。また、新規狩猟者等の銃・弾薬等の備品購入支援や射撃研修会の開催等により、捕獲の担い手の育成・確保を図っています。
 ご意見のありましたガバメントハンターの採用・育成については、人材活用の在り方や育成方法等の課題について、他県における活用状況等を調査しながら研究していきたいと考えているところです。
 併せて、市街地に出没する要因である放任果樹の伐採、クマが身を隠すやぶの刈払いや、クマの生息域の境界を明確にするための緩衝帯整備、電気柵設置等を推進し、人の生活圏への出没防止に取り組んでいるところです。 (2024年7月30日実施中・実施済)

( 環境エネルギー部 みどり自然課 )