ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2024年 > 5月 > 劇症型溶血性レンサ球菌感染症の注意喚起について

更新日:2024年6月6日

ここから本文です。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の注意喚起について

ご意見

 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が過去最多のペースで増加しているといわれており、県民に対策を周知する必要があると思いますが、県としてどのような対応をしていますか。 (2024年5月28日)

県の取組状況

 劇症型溶血性レンサ球菌感染症の今年の感染者数は、全国では5月26日現在で935人となり、過去最多だった昨年の年間941人を上回るペースとなっています。本県でも、5月26日現在で10人の感染を確認しており、過去最多だった令和2年の年間17人に迫る状況となっています。
 この疾病は、感染の原因や仕組みが判明していない点が多く、現在、全国で解析が進められているところですが、感染経路の一つとして、手足の傷口から侵入した菌による感染が疑われる事例があることから、予防策として、負傷した際は傷口を清潔に保つことが有効と考えられています。
 また、この疾病の特徴として、手足の痛みや発熱等の初期症状が現れた後、急激に病状が悪化し、数十時間以内には手足の壊死や多臓器不全等を引き起こすことが多いといわれています。このため、経験のないような体の痛み等の症状が現れた場合は、速やかに病院を受診することが重要とされています。 
 県では、こうした対策や留意点等について、マスメディア等を通じて県民の皆様にお知らせしているところであり、今後も様々な媒体を通じて注意喚起を図ってまいります。 (2024年6月4日実施中・実施済)

( 健康福祉部 健康福祉企画課 )