ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2024年 > 4月 > 仕事と家庭の両立支援等について
更新日:2024年5月28日
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部活動が地域移行することで、土日祝祭日に休めない仕事をしている人の負担が大きくなっています。部活動やクラブからは「保護者が送迎できないときは休んでください」と言われますが、会社を休むことは難しく、仕事をとるか子供をとるか迫られていて苦しんでいます。仕事と家庭の両立には、企業側の理解と努力が必要だと思います。ひとり親も家庭です。同じような状況で苦しんでいる人が少しでも楽になるよう、企業側とともに環境を変えていってほしいです。(2024年4月30日)
企業には、労働者のニーズを踏まえた多様で柔軟な働き方、仕事と家庭生活を両立できる職場環境づくりが求められています。昨年度、ワーク・ライフ・バランス等に積極的に取り組む企業を認定する「やまがたスマイル企業認定制度」を創設し、働きやすい職場環境づくりを推進するとともに、両立支援制度の整備を含む職場環境の改善に取り組んでもらえるよう、企業に社会保険労務士を派遣し、問題解決に向けた助言や情報提供等を行っており、県内企業に積極的な活用を促しています。
また、ひとり親家庭への支援については、国や県、市町村が一体となって、ひとり親家庭の皆様が安定した生活基盤を確保して自立した生活を送ることができるよう様々な施策を実施しています。そのうち、県では、ひとり親家庭応援センターを設置し、ひとり親家庭に対するワンストップでの総合的な相談・支援を行っていますが、支援メニューの一つに、ひとり親家庭に対し家庭生活支援員(ヘルパー)を派遣する事業があり、令和6年4月からは自己負担を無料にしているので、ご相談ください。
今後も、誰もが働きやすい職場環境づくりが一層促進されるよう取り組んでいくとともに、ひとり親家庭の皆様が、自らの力を発揮して安定した生活を営みながら、子どもが夢と希望をもって幸せに育ち、幸せに暮らせるよう、国や市町村、関係機関等と連携して、しっかりと取り組んでまいります。 (2024年5月27日 実施中・実施済)