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更新日:2024年4月17日
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本来は河川に存在してはいけないニジサクラが釣れたり捕獲されたりしていますが、このままでは全国、全世界に広がる河川汚染になると考えます。
県として今後の汚染対策、原因究明はどのように考えていますか。(2024年4月3日)
河川でニジサクラと疑われる魚が釣れているとの情報が、管轄する漁協等から寄せられ、県で事実関係を調査したところ、(公財)山形県水産振興協会が所有し、管理していたニジサクラのうち、余剰となった幼魚約1,000尾を昨年12月に放流していたことが判明しています。
県水産振興協会では、供給先の養殖業者から急にキャンセルされ、飼育池の容量の関係から継続飼育ができなくなったことから、同協会の判断で放流したものと聞いています。
ニジサクラは、生殖能力がなく、卵をつくらないことから、河川で繁殖していくことはありませんが、県では、疑いのある魚を捕獲した際には再放流をしないことや、県に情報提供いただくことを県ホームページ等でお願いをしており、自然環境への影響の有無を注視するとともに、養殖事業者等に対し、「ニジサクラ生産・出荷マニュアル」に定めた散逸防止対策を徹底することについて、改めて周知を図ったところです。
今後とも、ニジサクラが自然界に流出しないように努めてまいります。 (2024年4月11日実施中・実施済)