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更新日:2024年5月16日
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蔵王山頂付近のアオモリトドマツが枯死していることについて、県の働きかけが必要ではないでしょうか。 (2024年4月30日)
蔵王連峰の1,300mから1,700mの亜高山帯に多く自生する針葉樹であり、樹氷を形づくるオオシラビソ(別名:アオモリトドマツ)が、虫による食害などにより、広範囲で枯死しました。
蔵王の樹氷は、非常に特異な自然現象であり、本県のシンボルとして重要な観光資源となっています。その景観を将来世代に手渡し、その恵みを脈々と守り続けることができるよう、令和4年度に企業・団体・行政機関から成る「樹氷復活県民会議」を設立し、林野庁が行うオオシラビソ林再生に向けた取組みを支援するとともに、樹氷復活の機運を醸成する取組みを展開しているところです。
山頂付近のオオシラビソ林が再生するには概ね70年以上を要すると考えられており、息の長い取組みとなることから、県民各層の更なる協力を促し、持続可能な社会の実現に向けた機運の醸成を図ることで樹氷の景観を復活させるため取り組んでまいります。 (2024年5月9日実施中・実施済)