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更新日:2024年5月15日
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米坂線は、単なる地方路線ではなく、災害時などに、新潟県を経由して、首都圏と山形県や東北地方をつなぐことができる補完的な鉄道ネットワークの一部であり、復旧が必要だと思います。 (2024年4月25日)
米坂線の復旧に向けては、令和5年9月、JR東日本、山形・新潟両県、沿線市町村によるJR米坂線復旧検討会議が設置され、第1回会議ではJR東日本から「多額の復旧費用に加え、利用者の減少等、将来にわたって安定的に運営できるかどうかも課題である」との説明がありました。
米坂線は、地域住民の日々の暮らしを支えるとともに、本県と新潟県とをつなぐ横軸の鉄道ネットワークとして、通学や観光、ビジネスなど様々な面で利用が期待される重要な鉄道路線です。
また、平成23年の東日本大震災時には震災2日目に一部運転を再開し、被災地と首都圏との間の往来を支えるルートの一部として機能するなど、災害時の広域移動を可能にし、リダンダンシー機能(※)の面でも不可欠な路線であると考えています。
このため、令和6年3月に開催された第2回JR米坂線復旧検討会議で、米坂線が前述のとおり重要な路線であり、鉄道での復旧が必要であるという地域の考えや、今後取り組む米坂線の利用拡大策を示し、JR東日本に対して、早期の復旧に取り組むよう求めたところです。
引き続き、JR東日本、新潟県や沿線市町村と話合いを重ね、鉄道での早期復旧が図られるよう取り組んでまいります。 (2024年5月7日その他)
(※)リダンダンシー機能:自然災害等による障害発生時に、一部の区間の途絶や一部施設の破壊が全体の機能不全につながらないように、予め交通ネットワークやライフライン施設を多重化したり、予備の手段を用意すること