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更新日:2024年3月6日

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中学校の学習評定及び高等学校の入学者選抜について

ご意見

 中学校の学習評価について、学校間で差があったり、先生から評価されることで子どもが監視されていたりするように感じます。ですから、高等学校入学者選抜に中学校の評定は使わないでほしいです。また、入学者選抜の学力検査の難易度を高くする必要はないと思います。 (2024年2月14日)

県の取組状況

 学習評価は生徒の学習状況を評価するものであり、生徒自身が自らの学習を振り返って次の学習に向かうことができるようにする等の役割があります。そのため、学習指導要領では、生徒のよい点や進歩の状況などを積極的に評価し、学習したことの意義や価値を実感できるようにすることとされています。
 評価については、教科ごとに文部科学省から具体的な評価の在り方等が示された参考資料が全教科で発刊されており、県教育委員会では、教員を対象に研修会を実施するなど、適切な評価が行われるよう指導を行っています。
 高等学校の入学者選抜については、学校教育法施行規則において調査書や学力検査の成績等を資料として行うよう定められています。調査書は、各教科の評定だけでなく、学校生活における頑張りなども記されており、入学者選抜時の資料として活用しています。また、学力検査は、中学校学習指導要領に示されている各教科の目標に即し、内容の基本的な事項について出題しています。
 引き続き、県教育委員会では、適切な評価が行われるよう指導を行うとともに、公平・公正な高等学校入学者選抜を実施してまいります。 (2024年3月4日実施中・実施済)

( 教育局 義務教育課 高校教育課 )