ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2024年 > 1月 > 庄内地域への新幹線延伸について
更新日:2024年2月27日
ここから本文です。
酒田~東京間の往来がしやすくなるよう、山形新幹線を新庄から酒田まで延伸するか、羽越新幹線を早く実現してほしいです。 (2024年1月19日)
酒田市を含む庄内地域への新幹線の整備については、災害時におけるリダンダンシー機能(※1)確保の観点や、他地域での新幹線開業による時間的優位性低下の観点などから、全国新幹線鉄道整備法に基づき、昭和48年に策定された基本計画に位置付けられた羽越新幹線の整備が必要不可欠であるため、まずは羽越新幹線の早期実現に向けて取り組んでいく必要があると考えています。
このため、県では、青森・秋田・新潟・富山の沿線各県と「羽越新幹線建設促進同盟会」を組織し、羽越新幹線の早期実現に向けて政府等に対する働きかけや地域における機運醸成に取り組んでいます。令和3年6月には、奥羽新幹線の沿線県である福島県も加えた6県合同プロジェクトチームが羽越・奥羽新幹線の整備効果等に係る調査結果を取りまとめ、費用便益比(B/C)(※2)が「1」を上回るという結果が得られるなど、羽越・奥羽新幹線整備の妥当性や意義を確認したところです。
県としては、プロジェクトチームの調査結果も活用しながら、引き続き羽越新幹線の早期実現に向けた機運醸成や政府への要望活動等に取り組んでまいります。(2024年2月22日実施中・実施済)
(※1)自然災害等による障害発生時に、一部の区間の途絶や一部施設の破壊が 全体の機能不全につながらないように、予め交通ネットワークやライフライン施設を多重化したり、予備の手段を用意すること
(※2) 費用に対する便益の相対的な大きさを比で表すものであり、この数値が大きいほど社会的に見て効率的な事業と評価することができる