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更新日:2024年11月26日
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問題行動等調査の結果が公表されましたが、山形県は千人当たりのいじめの件数が4年連続全国で1番多いということで、これは県にとって汚名だと思います。県として、どのような対策でいじめ解決の努力をしているのですか。(2024年11月6日)
本県では、いじめが重大な事態にならないよう、いじめの積極的な認知に努め、見逃しを限りなくゼロにし、早期発見・早期対応・組織的対応で確実に解消することを推進しています。このため、山形県独自の取組みとして、全児童生徒及び保護者を対象にした年2回以上のいじめアンケートを実施するとともに、アンケート実施後には必ず全児童生徒との面談を実施しており、これらは全国的に見ても丁寧な取組みとなっています。
そして、認知したいじめについては、「いじめは絶対に許されない行為である」という立場に立ち、解消するまで児童生徒の心情に寄り添った対応を心掛けており、いじめの年度内解消率は、全国77.5%に対して山形県87.9%と、全国と比べて高くなっているほか、重大事態発生件数についても、本県は全国に比べ極めて少なくなっています。
県教育委員会としては、いじめに苦しむ児童生徒がいることを真摯に受け止め、引き続き、積極的な認知を奨め、早期発見と早期対応に努めるとともに、いじめのない安心・安全な魅力ある学校づくりを推進する等、いじめの未然防止にも取り組んでまいります。(2024年11月21日)