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更新日:2024年11月8日

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小学校の熱中症対策(体育館冷房)について

ご意見

 今般、公立学校施設における空調(冷房)設備の設置状況が報道発表されました。山形県は体育館等について、東京都の88.3%につぎ49.5%と全国2位の設置率となっております。この事は昨年、高校・中学校に可搬式冷房の導入を推し進め、補助金対応されたからに他なりません。素晴らしい事だと思います。
 高校の設置率(体育館等)は83.1%と全国1位であり、中学校81.5%と全国2位の設置率です。しかしながら、小学校の体育館等への設置率が28.8%と低位であることが全体の設置率を引き下げている要因と勘案します。
 文部科学省の補助金はあるものの、断熱性確保の工事を伴うことがハードルを高くしていると思います。
 小学生は体力面でも劣り、スポ少や外部への貸与もあります。また、指定避難所となっている体育館も多くあります。各市町村の裁量に任せるのではなく、是非、小学生の命を守る対策として、昨年同様の補助金を小学校体育館にも導入を検討してほしいです。(2024年10月24日)

県の取組状況

 小学校は、夏季はプール授業が中心になることや学校教育活動としての部活動は行われないことから県の補助は行っていませんが、小学校の多くは指定避難所に指定されており、指定避難所への冷房設備の設置にあたっては国の有利な財政支援が受けられます。
 県教委では、県防災くらし安心部と連携し、市町村・市町村教委に対して当該制度の周知に努め、前向きな取組みを促してまいります。(2024年11月6日対応困難)

( 教育局 教育政策課 )