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更新日:2023年9月5日
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先日、台湾向けに輸出する県産メロンが水際検査で残留農薬基準値を超過し、廃棄及び積み戻しが行われたことを残念に思いました。食品の安全性が度々話題になる現代において、農薬使用についての意識が低すぎると言わざるを得ません。名産品が安全であるために、今一度、県の農薬に関する意識を改め方針や意識を県議会及び各自治体で見直してほしいです。 (2023年8月22日)
ご意見のありました県産メロンについて、県では、6月15日に輸出をコーディネートする団体から台湾の農薬残留基準についての相談を受け、残留基準に係る情報を提供するとともに、台湾の農薬残留基準値を考慮して使用する農薬を選定するよう助言を行いました。
しかし、8月8日に当該団体から農薬残留基準値の超過により輸出できなかった旨連絡を受けたことから、農薬の使用状況について情報提供を受け、農産物輸出にあたっては輸出先の農薬残留基準を十分確認し、使用する農薬を栽培前にあらかじめ選定するよう重ねて助言を行ったところです。
今後とも農業者等に対する農薬適正使用の啓発を通じて、安全で安心な県産農産物の生産を推進してまいります。(2023年8月30日実施中・実施済)