ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2023年 > 7月 > チョウセンアカシジミの保護活動について
更新日:2023年8月10日
ここから本文です。
山形県指定天然記念物チョウセンアカシジミの保護活動をしています。
絶滅危惧種にも指定されているチョウセンアカシジミについて、県内の生息地域と状況、保護活動をどのように把握していますか。
また、今後、県として保護活動団体にどう関わり、その支援などはありますか。
日常の保護活動で、チョウセンアカシジミの謎解明のための調査研究を行うにあたり必要な届出・許可申請についても教えてください。(2023年7月28日)
チョウセンアカシジミは、昭和52年3月28日に山形県指定天然記念物に指定されました。指定当時の県内の主な生息地は小国町、川西町でしたが、その後、長井市、飯豊町、新庄市等でも生息が確認され、現在、各地域の保護団体や小学校等を中心に保護活動が行われるとともに、総合的な学習等による地域での情報発信活動が実施されていると認識しています。
チョウセンアカシジミは、本県の自然を記念する貴重な財産であり、その保護のためには、個々の生息地域ごとの保護・増殖が不可欠です。そのため、県では、特に食樹となるトネリコの保全等について、県指定文化財管理費による支援等を通じて、市町村と連携し、チョウセンアカシジミの保護に努めてまいりたいと考えています。
なお、チョウセンアカシジミの採取等による調査研究を行うにあたっては、現状変更の許可手続き等が必要となりますので、生息地域の市町村文化財担当課にお問い合わせください。(2023年8月7日実施中・実施済)