「やまがた紅王」の表示について

ご意見

　「やまがた紅王」の名前が表示され、販売されているサクランボを見かけましたが、着色が悪く、粒も小さく、隣に並んでいた「紅秀峰」と比べても見劣りしていました。
　今後のためにも、安易に「やまがた紅王」の表示をしない方が良いと思います。(2023年7月10日)

県の取組状況

　「やまがた紅王」の品質基準については、県や生産者の代表、JA等の農業団体、市場・流通関係団体で構成する「やまがた紅王」ブランド化プロジェクト会議において、「大きさが2L以上かつ着色が50％以上」と定めており、この基準に満たない果実は「やまがた紅王」の名称を使用できないこととしています。
　プレデビューした昨年から、農業団体や市場・流通関係団体を対象に出荷説明会を開催し、基準を直接説明しているほか、栽培する全ての生産者に出荷規格表を送付し周知するなど、品質基準の徹底を図っているところです。　
　しかし、デビューして間もないことや生産者の認識不足等から、品質基準に満たない果実が「やまがた紅王」として販売されていたという報告を複数受けており、是正を申し入れるなどの対応を行っています。
　 県では、消費者に高品質な「やまがた紅王」をお届けできるよう関係機関や生産者と連携しながら、品質基準や名称使用基準の遵守を徹底するとともに、高品質な果実生産にも引き続き取り組んでまいります。(2023年7月14日実施中・実施済)　

（ 農林水産部 園芸大国推進課 ）