部活動の地域移行後の活動の場の確保について

ご意見

　部活動地域移行に伴う指導者の確保については人材不足といわれていますが、現在、指導に携わっていない有資格者への書面等による聞き取りや、やる気のある無資格経験者に対する一般公募等といった、行政として地域移行に向けた環境づくりに対してできることが多々あると思います。地域移行後の子ども達の活動の場の確保は教員の働き方改革と同様に最優先すべき課題だと思います。(2023年5月26日)

県の取組状況

　県教育委員会としても、休日のクラブ活動における指導者の人材確保は、課題の一つと認識しています。現在、県教育委員会では、指導者を登録する人材バンク「リーダーバンクやまがた」の登録増に向け、各競技団体や大学生等幅広く周知しているところです。また、市町村においても、国の事業を活用しながら地域移行に向け動き出しており、地域の実情を踏まえ、受け皿の整備とともに指導者の確保についても取り組んでいます。
　県教育委員会では、部活動の地域移行に係る指導者の確保に向けて、スポーツ・文化芸術団体の指導者はもちろん、地域スポーツの推進に取り組むスポーツ推進委員や競技経験のある大学生や保護者、地域おこし協力隊等様々な関係者に、今後も広く協力を求めていくよう、引き続き市町村に働きかけてまいります。(2023年6月15日実施中・実施済)

（ 教育局 スポーツ保健課 ）