更新日:2023年5月19日

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小中学生のマスク着用について

ご意見

 マスク着用の基準の見直しがあってしばらく経ちますが、依然として小中学生のマスクの着用率が高いです。マスク着用は、「個人の判断」の意味をしっかりと伝えることができていないのではないでしょうか。「周りもつけるから自分もつける」と大人が判断することは当事者の責任であり自由ですが、自分の頭で考えさせること、希望したことは周囲に迷惑をかけなければ素直に実行してもいいという教育をしてほしいです。(2023年4月26日)

県の取組状況

 県教育委員会では、令和5年4月1日以降、学校教育活動においては、児童生徒及び教職員に対し、マスクの着用を求めないことを基本としています。ただし、児童生徒等が様々な事情により、感染不安を抱きマスクの着用を希望したり、健康上の理由により着用できない児童生徒もいたりすることからマスクの着脱を強いることのないようにするとともに、児童生徒の間でも着用の有無による差別偏見がないよう指導しています。
 また、令和5年5月8日以降の新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い、文部科学省が示す「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」を参考に、感染症対策の見直しを行い、児童生徒が安心して充実した学校生活を送ることができるよう各学校に周知しています。その中で、児童生徒等が感染症を正しく理解し、感染リスクを自ら判断した上で、これを避ける行動をとることができるよう、感染症対策に関する指導を行うことが重要であると考えています。
 県教育委員会としては、今後もマスクの着用を求めないことを基本とし、市町村教育委員会や各学校等とともに、児童生徒への適切な指導や心身の健康状態に十分配慮した教育活動に取り組んでまいります。 (2023年5月17日実施中・実施済) 

( 教育局 スポーツ保健課 )