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更新日:2023年3月7日

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感染症対策で傷ついた子どもたちの心のケアについて

ご意見

 子どもたちは、マスクをしないことでのいじめや嫌がらせを恐れ、マスクを外すことに異常なまでの抵抗感を示しています。感染症対策による子どもたちへの影響を調査し、子どもたちの心のケアに取り組んでください。 (2023年2月17日)

県の取組状況

 山形県教育委員会では、学校教育活動において、新型コロナウイルス感染症の感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減し、感染防止対策と学びの保障の両立を図るために、文部科学省の示す衛生管理マニュアルなど一定の科学的根拠に基づいた方針等に基づき、予防対策を講じています。 
 今般、政府において令和5年5月8日に新型コロナウイルス感染症の「5類感染症」へ移行することや3月13日から「マスクの着用は個人の判断とする」ことが決定され、県教育委員会から県立学校及び市町村教育委員会を通して各学校に通知しています。 
 学校におけるマスクの着用については、政府より令和5年4月1日以降の新学期からマスクの着用を求めないことを基本とするとされ、さらに4月1日より前に実施される卒業式については、その教育的意義を考慮し、児童生徒及び教職員は式典全体を通してマスクを着用せずに出席することを基本とすることが示されました。
 また、コロナ禍の中、児童生徒も制限のある生活により、様々な不安やストレスを抱えていると捉えています。各学校では、いじめに関するアンケートを年に複数回行ったり、面談等を実施することで、児童生徒が学校生活で抱える不安等について把握に努めるとともに、これらのアンケートや面談等の状況を踏まえ、必要に応じてスクールカウンセラー等の支援が受けられる体制を整えています。
 県教育委員会としては、市町村教育委員会や各学校等とともに、児童生徒の心身の健康状態に十分配慮した教育活動に取り組んでまいります。 (2023年3月3日実施中・実施済)

( 教育庁 義務教育課 スポーツ保健課 )