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更新日:2024年1月18日
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山形新幹線は、米沢から山形までの運行時間が長いと思います。県内区間の乗車時間が短くなれば、首都圏からのビジネスや観光目的の利用も増えると思いますので、県内区間の停車駅の少ないダイヤを一部列車に設定し運行してみてはどうでしょうか。
また、車がない観光客のために、観光地を結ぶバス便やトラベルタクシーを増やしてみてはどうでしょうか。(2023年12月4日)
山形新幹線は、福島~新庄間では在来線区間を走行し、新幹線区間に比べ運行速度が低下するため、フル規格新幹線よりも速達性が低くなっています。
現在、山形新幹線には、県内の停車駅が少ない速達便(上りつばさ124号、下りつばさ131号)が設定されています。今後は、新型車両E8系の導入(令和6年3月16日以降)や、東北新幹線と接続する福島駅でのアプローチ線の新設(令和8年度予定)により、更なる所要時間の短縮や定時性の向上が図られる見込みです。
加えて、県が事務局となり自治体や経済界等で組織する「山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会」において、JR東日本に対し、新幹線区間の停車駅見直し等による山形新幹線の所要時間の短縮や利便性の向上等について継続的に要望を行っているところです。
一方、山形新幹線は、特に福島~米沢間で自然災害等による輸送障害が多発しています。このため、県では、抜本的な防災対策として、山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備の早期事業化を最重要課題に位置付け、機運醸成や要望活動等に取り組んでいるところであり、このトンネルが整備されれば、10分強の所要時間短縮が図られる見込みです。
県としては、引き続き山形新幹線の速達性・利便性向上のため、JR東日本に働きかけを行うとともに、米沢トンネル(仮称)整備に向けて取り組んでまいります。
また、観光地間の移動手段の充実は、観光誘客を促進するうえで大きな課題であると認識しています。
コロナ禍を経て、バスやタクシーなどのドライバー不足が新たな問題となる中、いかに二次交通を充実させるか、市町村や交通事業者とも知恵を絞ってまいりたいと考えています。
なお、山形県公式観光サイト「やまがたへの旅」では、「旅に便利な交通手段」として、バスやタクシーのほか、レンタカーやレンタサイクル等の情報を掲載していますので、参考までご覧ください。(2024年1月11日実施中・実施済)