ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2023年 > 10月 > 定年退職後の就職支援と高齢者の買い物難民対策について
更新日:2023年10月20日
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私は昨年70歳で定年退職しましたが、経験を生かして再就職したいと希望しても年齢を理由に断られ続けています。県では、県民の定年退職後の就職支援について、どのように取り組んでいますか。
また、運転免許を返納した高齢者は買い物に大変不便な思いをしています。あちこちのスーパーに配達してくれるよう頼んでみましたが「配達区域外」ということで断られてしまいます。色々な店が協力して、困っているお年寄りの家に品物が届けられる仕組みがほしいです。 (2023年10月2日)
県では、55歳以上の高年齢者の新規就業の促進に向けて、潜在的な労働意欲を持つ無業高年齢者を掘り起こすとともに高年齢者と企業のマッチングを図るため、県内2会場でセカンドキャリア応援セミナー及びシニア向け合同企業説明会を開催しています。
また、高齢者活用企業の掘り起こしを行うため、企業等への訪問等を行い、高齢者雇用等の助言を行いながら、高齢者の活用を検討する企業等を掘り起こし、ハローワークへの新規求人やシルバー人材センター連合会から新規派遣等を促す取組みを行っています。
県としては、引き続き関係機関と連携しながら、定年退職後の新規就業支援に取り組んでまいります。
また、県では、移動手段がなく日常の買い物をすることが困難な高齢者等への買い物支援が課題となっていることから、市町村と県の関係課等で「買い物支援ワーキングチーム」を立ち上げ、買い物支援における課題や、先行事例などの情報を共有し、各地域の実情に応じた事業の展開・普及に取り組んでいます。
買い物支援の具体的な取組みとして、移動販売や宅配のほか、タクシーを活用し買い物の移動手段を確保する取組みや、地域のコミュニティセンターに日用品を販売するミニ店舗を設置する取組みなどが行われています。
引き続き、県内外の買い物支援の取組みに関する情報収集に努め、それぞれの仕組み、効果、課題などの実情をしっかりと確認し、市町村と共有・連携を図りながら取り組んでまいります。(2023年10月20日実施中・実施済)