ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2022年 > 8月 > 山形教育資料館について
更新日:2022年9月5日
ここから本文です。
久しぶりに教育資料館を見学しました。丁寧に保存されている一方で、この本館に向かって建つ講堂の荒廃放置の状況に涙が出てしまいました。この講堂は、国ではなく県の有形文化財とはいえ、大変貴重なものだと思います。県として、本講堂についての修復の意思等について教えてください。(2022年8月15日)
御意見のありました講堂は学校施設として利用してきましたが、築後120年を超え、生徒が利用するには危険な状況となったことから立入禁止としています。
県立学校施設の維持・修繕については、限られた財源の中で、安全な学校運営の確保の観点から、日常的に生徒が利用する施設や設備を優先して実施している状況です。
当該講堂は大正時代の面影を残す建築物であり、御指摘のとおり県指定有形文化財に指定されています。指定有形文化財という性質上、応急的な修繕をするにも有識者への相談・協議の上、修繕内容や工法についての十分な検討が必要とされることから、文化財担当部署にも相談しながら今後の保存に向けた方策を進めていきたいと考えています。(2022年9月1日その他)