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更新日:2022年6月29日
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沿線道路の工事に伴い、陸羽西線は2年間運休となり代行バスが運行されていますが、2年後に運転再開せず廃止という可能性も高いと思います。そこで、運休を逆手に取り、運休中に線路を標準軌に改軌して電化し、山形新幹線を酒田まで延伸してはどうでしょうか。(2022年6月16日)
陸羽西線を含む本県の鉄道は、高齢者や学生など地域住民の日常生活を支える交通機関としてだけではなく、県内外の観光客の移動手段としても必要不可欠な交通インフラです。
とりわけ陸羽西線は内陸地域と庄内地域を結ぶ重要な路線であり、陸羽西線の運行再開後の利用者の増加に向けて、JRや市町村と連携しながら、列車の運行が休止している期間も含め、利用拡大に向けた取組みを検討したいと考えています。
山形新幹線の庄内地域への延伸については、災害時におけるリダンダンシー機能の確保の観点や、他地域での新幹線開業による時間的優位性の低下の観点などから、全国新幹線鉄道整備法に基づき、昭和48年に策定された基本計画に位置付けられた羽越・奥羽新幹線の整備が必要不可欠であるため、まずは羽越・奥羽新幹線の早期実現に向けて取り組んでいく必要があると考えています。
こうした中で、山形新幹線については福島~米沢間において、大雨、大雪などの自然災害や、野生動物との衝突などによる輸送障害が多発しており、安全性や安定輸送の確保が喫緊の課題となっています。
県としては、羽越・奥羽新幹線の早期実現に向けた機運醸成や要望活動等に取り組むとともに、山形新幹線の抜本的な防災対策として、米沢トンネル(仮称)整備の早期事業化に向けてJR東日本と協議を進めていますので、御理解をお願いします。(2022年6月27日実施中・実施済)