ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2022年 > 5月 > 県内におけるJR線でのICカード利用の拡大について

更新日:2022年6月1日

ここから本文です。

県内におけるJR線でのICカード利用の拡大について

ご意見

 5月14日から山形県内のバスでICカードの利用が始まりましたが、県内鉄道駅では山形駅と山寺駅でしか利用できません。青森県、岩手県、秋田県では、令和5年4月以降に県庁所在地周辺の駅でICカード利用が開始予定であり、既に利用可能な宮城県、福島県を含めれば、東北地方で山形県だけが取り残されます。また、JR東日本管内で、県庁所在地周辺の駅でICカードが利用できないのは山形県と長野県だけになってしまいます。
 他県と比較したうえでの公平なサービス提供や、観光客の利便性向上を目的に、JR東日本に対し、これまで以上に利用エリアの拡大について強く要請してほしいです。(2022年5月16日)

県の取組状況

 県内の鉄道駅におけるSuica対応については、御指摘のとおり山形駅と山寺駅のみ(ただし、山形新幹線利用時は新幹線停車駅での利用が可能)となっています。このため、本県ではこれまでも、県並びに県・市町村・県内経済団体等で構成する山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会から、JR東日本に対し、Suica対応駅の拡大を要望してきたところです。
 同社からは、システム改修や設備導入が必要であるとして、直ちに拡大することは難しいと伺っていますが、社会のデジタル化・キャッシュレス化が進む中、Suica対応駅の拡大は、県外からの観光・ビジネス客や県内の通学・通勤者の利便性向上に大きく寄与することになりますので、JR東日本へ強く要望してまいります。
 県内鉄道の利便性向上につながるよう、今回の御意見も踏まえながら引き続き取り組んでまいりますので、御理解をお願いします。(2022年5月30日実施中・実施済)

( みらい企画創造部 総合交通政策課 )