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更新日:2022年5月24日
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今後、人口減少により新幹線の利用客減少も見込まれる中で、なぜ、山形新幹線整備にお金をかけるのでしょうか。(2022年5月9日)(他同種意見1件)
山形新幹線は、新幹線と在来線が直通運転を行う全国初のミニ新幹線として平成4年に開業して以来、県民生活やビジネス、観光に欠かすことができない本県と首都圏を結ぶ重要な交通インフラとして、山形県の発展に大きく貢献してきました。
また、今般の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、テレワークやワーケーションなど、働き方や生活様式に対する価値観にも変化がみられる中で、分散型社会の構築や地方移住等の促進に向け、山形新幹線の役割は一層重要となっています。
一方で、山形新幹線は特に福島~米沢間で、大雨、大雪などの自然災害や、野生動物との衝突などによる輸送障害が多発しており、安全性や安定輸送の確保が喫緊の課題となっています。
このため、県としては、山形新幹線の抜本的な防災対策や、首都圏への速達性・安定性の向上などを図るため、米沢トンネル(仮称)整備の早期事業化に向けてJR東日本と協議を進めるとともに、フル規格新幹線の早期実現に向けた機運醸成や要望活動等に取り組んでいるところです。御理解くださいますようお願いします。(2022年5月20日実施中・実施済)