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更新日:2022年5月27日
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中学校では、職員の休憩時間に給食指導があります。授業後は、会議や部活動指導があり、授業準備が18時以降になります。このような実態をどう考えているのでしょうか。また、学校職員の働き方改革は全国と比較して遅れているのではないでしょうか。(2022年4月25日)
県教育委員会では、現在、令和元年度に策定した「山形県公立学校における働き方改革プラン」のもと、保護者や地域の皆様から御理解と御協力をいただきながら、教職員の長時間勤務の改善に取り組んでいます。
給食指導については、文部科学省が実施する働き方改革に関する調査項目の中で、「給食時は栄養教諭等と連携するほか、地域人材の協力を得ている」と回答した自治体の割合が、全国平均で19.2%と取組み率が低く、本県においても19.4%と低いことから、市町村オンラインミーティング等での情報交換や好事例の発信の取組みを今後、より一層進めていきます。
会議の精選、会議の持ち方については、「学校における働き方改革の取組み手引」や「働き方改革通信」で、働き方改革に関する啓発及び好事例を発信し、学校の実態に合った取組みを実施できるよう支援を行っています。
部活動については、部活動指導員を県内の中学校全てに配置し、放課後の部活動指導の負担を軽減しており、令和4年度は4名増の106名の配置としています。また、「中学校における休日部活動の地域移行」の研究にも取り組んでいるところです。
県教育委員会としては、今後とも、教職員の多忙化解消に向け、市町村教育委員会と連携しながら、働き方改革を推進してまいります。(2022年5月24日実施中・実施済)