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更新日:2022年2月15日

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ヒートアイランド抑制と洪水対策について

ご意見

 ヒートアイランド抑制対策に山形県内の全ての歩道と公園の遊歩道や広場の舗装を、間伐材や建築廃材を利用した「木質加熱アスファルト舗装」や瓦廃材を利用した「瓦舗装アスファルト」に、傷んだ所や古くなった所から順次導入を行ってください。
 また、ヒートアイランド抑制対策と集中豪雨による洪水対策に山形県内の全ての国道や県道や市道の車道と生活道路の舗装を「車道透水性アスファルト」に、傷んだ所から順次導入を行ってください。(2022年1月27日)

県の取組状況

 一般道路の歩道舗装についてですが、山形県が管理する道路の歩道延長は約2,100kmで、長寿命化及び経済性を考慮しながら、傷んだ舗装の補修を行っています。
 御提案のありましたヒートアイランド抑制対策等を目的とした県管理道路の歩道の舗装補修時における「木質加熱アスファルト舗装」等の導入については、その耐久性や耐用年数の確実性、材料費を含めた工事費用等の経済性を県では確認できておらず、現時点で一般歩道への導入は計画していません。
 公園の舗装については、山形県が管理する一部の都市公園では、遊歩道にヒートアイランド抑制効果のある透水性の舗装を行ったり、安全性の観点から園路や遊具周りに間伐材を利用したクッション性のあるウッドチップを活用しています。
 御提案のありました資材の導入については、今後、耐久性や効果等について他の舗装資材と比較しながら検討してまいります。
 一般車道についてですが、山形県が管理する道路の車道延長は約3,100kmで、同じく長寿命化及び経済性を考慮しながら、傷んだ舗装の補修を行っています。
 県では、排水性舗装として高耐久型のポーラスアスファルト(空隙が多く高い排水機能を有するアスファルト)等を都市部の道路のうち沿道への水はねの抑制など沿道環境への配慮が必要な場合は活用していますが、空隙の目詰まりによる排水機能の低下や耐久性の問題が生じているため、現時点で一般車道への導入は計画していません。
 今後も、排水性舗装の技術開発を注視しながら、適切な維持管理に努めてまいりますので、御理解をお願いします。(2022年2月8日対応困難)

( 県土整備部 都市計画課、道路保全課 )