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更新日:2022年2月3日
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日本海側の移動利便性の向上や安定輸送の確保、更には経済発展を図るためにも、羽越新幹線は、フル規格・複線による整備を政府に対し要望してほしいです。 (2022年1月4日)
羽越新幹線は、太平洋側と比べ歴然とした格差のある日本海側の地方創生の実現及び国土全体のリダンダンシー機能の確保という観点から、県ではその整備が不可欠であると考えています。
そのため、県では、青森・秋田・新潟・富山の沿線各県と共に「羽越新幹線建設促進同盟会」を組織し、同新幹線の整備実現に向けて、政府等に対する働きかけや地域における機運醸成に連携して取り組んでいるところです。
また、令和3年6月には、羽越・奥羽新幹線の沿線6県(青森県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、富山県)で構成する合同プロジェクトチームが、両新幹線の整備効果等に係る調査結果をとりまとめ、費用便益比(B/C)が「1」を上回る結果が得られるなど、両新幹線の整備妥当性や意義を確認することができました。
県及び同盟会としては、こうした調査結果も活用しながら、政府等への提案・要望にあたっては、フル規格・複線も含め、あらゆる手法による整備について訴えていくとともに、沿線地域でより効果的な広報・啓発活動を検討・実施してまいります。
なお、羽越新幹線の実現には長い年月を要することが想定されます。このため、足下の課題として、羽越本線をはじめとする在来線鉄道の高速化や安全・安定輸送等の確保、バスやタクシーなど二次交通を含めた利便性の向上、更には釣りケーションをはじめとする移動需要の創出・拡大など、関係団体と連携した取組みを引き続き進めてまいります。
今後も、羽越新幹線の早期実現に向け、沿線地域の皆様の一層の理解促進・機運醸成や、関係県と連携した政府への要望活動等を進めてまいります。 (2022年2月1日実施中・実施済)