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更新日:2024年3月1日
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福島県浪江町の水素タウン構想について、山形県で提携を結び、福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)で製造される水素の利活用に取り組むことで、未来を見据えたゼロカーボンシティを目指せるのではないでしょうか。
国は原発の活用を進める方針を示しましたが、山形県では新たなエネルギーを用いたまちづくりを加速させ、森林を守り、クリーンな水素エネルギーの拠点地域となるよう取り組むべきです。
再生可能エネルギーの普及拡大、エネルギーの効率的な利用、水素利活用の拡大を目指し、FH2Rで製造される水素を積極的に活用し、純水素燃料電池(H2Rex)等への水素供給ネットワークにおける中間拠点を構築することが必要と考えます。 (2022年12月26日)
【前回回答】
水素は、利用時に二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとして、「ゼロカーボンやまがた2050」の実現に資するだけでなく、関連産業の振興につながることも期待されます。
県では、これまで、水素利活用拡大に向けた機運醸成を図るため、県内企業等を対象とするセミナーを開催したり、福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)を含む福島県浪江町の取組みを視察し、先進的な実証実験に基づくまちづくりの現状や課題についての意見交換などを行なってきたところです。
令和5年度には、「山形県後期エネルギー政策推進プログラム」の見直しを行うこととしており、その中で、水素の位置付けについて議論するとともに、水素利活用拡大に向けた機運醸成や水素社会の実現に向けた支援策などについて検討してまいります。(2023年1月10日検討)
【現在の取組状況】
県では「ゼロカーボンやまがた2050」実現の一翼を担うエネルギーとして期待される水素の利活用を推進していくため、本県の目指すべき姿と取組みの方向性を示す「山形県水素ビジョン(仮称)」の策定に向けて、有識者による委員会を設置し、検討を進めています。なお、「山形県水素ビジョン(仮称)」は令和6年3月に公表予定です。(2024年1月31日実施中・実施済)