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更新日:2023年1月4日
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道路へのごみのポイ捨てなどによりごみが散乱している道端のごみ拾いをしたこともあります。県内コンビニの全てのレジ袋を共通にして、その袋をごみ袋として使い、県内どこの市町村のごみステーションにも出せるようにすれば、ごみを持ち帰るようになり、道端のごみも減るのではないかと思います。また、年に2回程、学校でゴミ拾いを行事として取組むようにしてはどうでしょうか。 (2022年12月12日)
県では、循環型社会を実現するため、「山形県循環型社会形成推進計画」を策定し、市町村や事業者、関係団体等と連携しながら、家庭・事業所でのごみの分別やリサイクルの促進、食品ロス削減などを中心とした「ごみゼロやまがた県民運動」を展開しているところです。
御提案の共通レジ袋については、家庭ごみの処理は市町村が行うものであり、市町村によってごみ袋やごみの出し方、収集日、回収場所などが違っており、それぞれのルールを守ってごみを出していただく必要があるため、ごみ袋やごみの出し方などを統一することは難しいというのが現状です。コンビニ等事業者との連携として、レジ袋有料化やマイバッグ推進等廃棄物の発生抑制などに取組む店舗を「もったいない山形協力店」として登録を行い、各店舗の取組みを機会を捉えて周知するなど、廃棄物削減に向けて協力して取り組んでいるところです。
また、本県の美しく豊かな自然環境と快適な生活環境を保つため、廃棄物の適正処理や清掃美化活動の推進等に県民協働で取り組んでいます。5月、10月を不法投棄及び海岸漂着ごみ削減強化月間と位置づけ、ポイ捨て・不法投棄の撲滅のために、全市町村において、道路沿いや人の集まる商業施設などへの啓発のぼり・看板設置のほか、チラシ配布などの普及啓発活動やパトロールを行っています。さらに、環境団体等と連携して、拾ったごみの量と種類で点数を競う「スポGOMI大会」なども実施し、若い世代にも楽しみながらごみのポイ捨て防止の意識を高めてもらう取組みも行っています。
小中学校では、児童会・生徒会が主体的に、地域のクリーン作戦に取り組んだり、毎朝、学校の周辺の落ち葉・ごみ拾いに取り組んだりしている学校があります。また、公立高等学校では、ボランティア活動の一環として、地域行事等の後の清掃活動や部活動単位による学校周辺の美化活動に、有志により主体的に取り組んでいる学校もあります。
県、並びに県教育委員会として、今後も、市町村、事業者、関係団体、家庭や地域等と連携しながら、各学校においては児童生徒の地域清掃を含めた奉仕活動の主体的な取組みを促して、全国一ごみの少ない県を目指して引き続き取り組んでまいります。(2022年12月27日実施中・実施済)