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更新日:2022年12月27日

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やまがた緑環境税の使途について

ご意見

 庄内総合支庁において行われているやまがた緑環境税を活用した事業について、税の目的には馴染まない飲食や物品購入に使われていると聞きました。不適切な税金支出があるのか事実を明らかにしてください。(2022年12月1日) 

県の取組状況

 庄内総合支庁では、県の施設である眺海の森を訪問する方に森林観察や木工体験を指導する「眺海の森森の案内人」を養成する研修をやまがた緑環境税を活用して開催しています。
 この研修では、森林の働きに関する講座の中で、研修生自ら調理する実習を設けています。この実習は、水源かん養機能などの多様な働きを持つ森林と海のつながりを学び、実際に食することで森の大切さを実感するために行うもので、眺海の森の来場者を案内する際の活動プログラムに活かすことを目的としています。
 また御指摘の物品は、庄内地方林業振興協議会が庄内の森林や木材を学ぶ目的で試作した教材で、あらかじめ加工された教材の部材を手順書に沿って組立てができるかなどを確認する体験会において使用したものです。また組み立てた教材は、実際に使用した状況について報告することを条件にお持ち帰りいただいており、この度の御意見を基によりよい教材とするため、さらに検討を進めているところです。
 なお、この教材の試作や検討に用いる資材や加工賃などについては、やまがた緑環境税ではなく、庄内地方林業振興協議会の事業費を活用しています。
 県としては、関係者と連携しながらやまがた緑環境税の目的に沿って、引続き県民みんなで支える森づくりの取組みを進めてまいります。(2022年12月23日その他)

( 環境エネルギー部 みどり自然課 )