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更新日:2022年12月27日

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保育園・小学校での黙食とマスク着用について

ご意見

 保育園や小学校で黙食とマスク着用をやめてください。大人の世界では、マスクを外してのランチ・談笑・飲み会は当たり前に行われており、社会人、大人として胸を張って子どもたちに窮屈な黙食やマスク生活を強いることができますか。(2022年11月2日)(他同種意見1件)

県の取組状況

 県では、政府の感染症対策の基本的対処方針を各私立幼稚園に周知し、各園にはこれを踏まえた運用を行っていただいています。
 この方針では、一人一人の発達の状況や体調を踏まえる必要があることから、一律にマスクを着用することは求めていません。しかしながら、令和4年年明け以降、オミクロン株の感染が急速に拡大したことから、2月に方針が改訂され、オミクロン株の特性を踏まえた感染症対策として、発育状況等からマスクの着用が無理なく可能と判断される2歳以上の児童について可能な範囲で、一時的に、マスク着用を推奨することとされたところです。 
 現在は、5月23日に政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更され、2歳以上児についても、他者との身体的距離に関わらず、マスク着用を一律には求めないとするオミクロン株対策以前の対策の取扱いに戻す方針が示され、各私立幼稚園に周知しています。
 また、山形県教育委員会では、学校教育活動において、新型コロナウイルス感染症の感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減し、感染防止対策と学びの保障の両立を図るために、文部科学省の示す衛生管理マニュアルに基づき、十分な身体的な距離が確保できる場合には着用の必要がないこと、体育の授業や運動部活動の活動中、登下校の際には、感染対策上の工夫や配慮を行いながら、児童生徒に対しマスクを外すよう指導することを各学校に周知し対応をお願いしています。また、身体的な理由等により着用が困難な児童生徒は、マスク着用以外の方法で感染防止対策を講じています。さらに、各学校では活動場所や活動場面に応じたメリハリのあるマスク着用が行われるよう厚生労働省の「マスクの着用について」に関するリーフレットを活用しながら改めて児童生徒に指導しています。
 また、マスクを外した会食での感染リスクが高いことから、県では職場での昼食や休憩中の飲食等を含め、黙食を基本とし、会話するときのマスクの着用の徹底をお願いしています。
 学校給食についても、児童生徒の健やかな育ちを支える重要な機能である一方、感染リスクの高い活動でもあります。コロナ禍における学校給食の実施については、手洗いの徹底や地域の実情や学校の規模に応じて、席の配置や十分な身体的距離の確保等を各市町村教育委員会を通して各小中学校へ依頼しています。
 県教育委員会としては、今後も、政府の示す方針等を踏まえつつ、活動場所、活動場面等に応じた適切なマスクの着脱や基本的な感染防止対策を徹底し、日常の健康観察など保護者にも御協力いただきながら、市町村教育委員会や各学校等とともに、児童生徒の健康状態に十分配慮した教育活動に取り組んでまいります。(2022年12月7日実施中・実施済)

( しあわせ子育て応援部 子ども保育支援課 教育庁 スポーツ保健課 )