更新日:2021年10月26日

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県立高校の修学旅行について

ご意見

 子どもが通う県立高校では、11月に関西方面へ修学旅行に行く予定です。修学旅行の実施については保護者へ事前の相談はなく、PTA役員の了解を得ていると記載された旅行の出欠確認の文書が9月に届きました。子どもが学校から受けた説明では、新型コロナウイルス感染症が落ち着いていた昨年と同時期に実施することとし、延期等は不可能とのことでした。県教委では「変異株によるリバウンドを警戒する必要があるため、県外への修学旅行については、延期・変更すること」とされているのではないでしょうか。(2021年9月27日)

県の取組状況

 県教育委員会では、県外への修学旅行の実施について、県内外の感染状況を踏まえ、9月30日までの実施については延期・変更すること、10月1日以降については、県外との往来を伴うものは特に慎重に検討し、直近1週間の人口10万人あたりの感染者数が15人を超えるなど感染の多い地域との往来は避けるよう県立高校に指示しています。
 この度の御意見を受けて、当該校に今回の経緯を確認したところ、臨時のPTA役員会を開催し、修学旅行の行程や感染防止対策等について協議した上で、修学旅行の実施を判断したとのことでした。県立学校に対し、旅行の実施決定や時期・目的地の変更の際は、生徒・保護者から事前に意見を聞くなど、丁寧に対応するよう、改めて指示しました。
 県教育委員会としては、県立高校の修学旅行について、引き続き、生徒の健康と安全を第一に、旅行業者とも連携し、「ゼロ密」(一つの密でも避ける)やマスクの着用等、感染防止対策を徹底することにより、生徒の学びの機会の確保に取り組んでまいります。(2021年10月26日実施中・実施済)

( 教育庁 高校教育課 )