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更新日:2021年9月15日
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山形県が整備を目指す奥羽新幹線は秋田県を終点としているが、秋田県は秋田新幹線の高速化を重視していると思います。そのため奥羽新幹線の整備については、新庄まで新線を建設し、陸羽西線の電化と改軌を行って庄内まで新幹線を伸ばした方が、山形県単独のプロジェクトとして、実現可能性が高まるのではないでしょうか。 (2021年8月24日)
奥羽新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づき、昭和48年に福島~山形~秋田を結ぶ路線として基本計画に位置付けられたもので、県では同新幹線の早期実現に向け、沿線県とともに立ち上げたプロジェクトチームにおける整備の妥当性の検証や、沿線地域の発展・国土強靭化等の観点なども踏まえた政府への要望活動等、また、その実現の足掛かりとなる福島~米沢間トンネルの早期事業化に向けた取組みを進めているところです。
同新幹線の具体的なルートについては、将来、整備計画への格上げ後に各種手続きが進む中で、政府主導において決定されるものであり、県としても、こうした検討の過程において、政府に対し地域の考えや意見などをしっかりと伝えていくことが重要になると考えています。
一方で、奥羽新幹線の整備は長い時間軸で考える必要があることから、足下の課題として、秋田県が秋田新幹線の高速化に取り組むのと同様に、山形新幹線や陸羽西線など県内鉄道の機能強化に向けて、山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会を通した要望活動や、地元自治体と一体となった路線の利用拡大の取組みを進めています。
今後も関係県と連携し奥羽新幹線の早期実現に向けた取組みを進めるとともに、県内鉄道ネットワークの充実・強化にも注力してまいります。(2021年9月8日その他)