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更新日:2021年10月12日
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仕事で県の施設を訪れた際、職員に声を掛けたところ無視されました。他の職員が気付いて対応してくれたので用事は済ますことが出来ましたが、非常に嫌な思いをしました。改善を求めます。(2021年8月4日)
この度は、来庁時に不快な思いをされたことについて、おわび申し上げます。
県では、障がいのある方もない方も、共に活き活きと活躍できる共生社会の実現に向け、また、障害者の雇用の促進等に関する法律の趣旨にのっとり、障がい者雇用の推進及び障がいの有無に関わらず働きやすい職場環境の整備に努めており、知事部局等では、令和3年6月1日現在で150名を超える障がい者が職員として勤務しています。
このような中で、今般御意見のありました職員は、耳が聞こえにくい事情を有し、新型コロナの影響でマスク着用が基本となっている現状では、相手の口元を見ての対応が困難であったものであり、この点については、御理解くださいますようお願いします。
また、この事例については、来客時には、周囲の職員が対応を引き継ぐこと等により対応していますが、御意見にあった日は別公務等により周囲の職員が不在であったことから、スムーズな引継ぎができなかったものであります。
御意見をいただき、当該職員に対しては、自ら対応できない場合には、周囲の職員に案内するなどの適切な対応を行うよう改めて指導するとともに、他の職員に対しても、障がいを有する職員への配慮・手助けの実施について改めて注意喚起を行いました。
今後とも、障がいを有する職員が活き活きとその能力を発揮できる職場環境づくりと、職場全体として県民の皆様の視点に立った接遇を行うことに努めてまいります。(2021年10月5日その他)