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更新日:2021年9月2日
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JR奥羽本線を新庄駅から山形駅まで利用しています。学校帰りの高校生のマナーがとても悪いです。例えば、列の一番前に割り込む、優先席に当然のように座り席を譲らない、車両内で輪になって通行の妨げとなる、マスクをずらして大声で話したりしてコロナウイルス感染防止対策を意識していないなどです。次代を担う子どもたちが他人を思いやる気持ちを持っていないことにショックを受けています。定期的に列車内を巡回するなど現状を実際に見て、必要な教育を学校、家庭で行ってほしいです。(2021年7月15日)
県内の新型コロナウイルス感染症の感染状況も踏まえ、各高校では、登下校時の公共交通機関の利用について、乗車マナーの遵守とともに、マスクの着用や、列車内で会話や飲食を控えることといった感染防止対策を徹底するよう生徒に対して指導しています。また、今年度、県の担当者が駅におもむき、生徒に対し直接乗車マナー啓発活動を実施しました。
また、県教育委員会としては、生徒自らが乗車マナーについて考えることを促し、乗客を思いやる心と生徒同士で注意し合える規範意識を育成することが重要だと考えています。このため、各学校で、生徒会等の主催による列車利用者集会の開催や、手作りポスターの作成・掲示など生徒が主体となったマナー啓発活動に取り組んでいます。
さらに、各学校では家庭と情報を共有し、保護者の協力を得ながら生徒への指導を進めており、PTA活動の一環として、駅のホームや列車内における啓発活動に取り組んでいる高校もあります。今後とも、JR東日本やPTA等各関係機関とも連携しながら公共交通機関を利用する高校生のマナーの向上に努めてまいります。(2021年8月31日実施中・実施済)