更新日:2021年7月19日

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羽越新幹線について

ご意見

 羽越新幹線の整備にあたっては、日本の経済成長のためにも、フル規格・複線により政府に対して要望してほしい。(2021年6月24日) 

県の取組状況

 県では、羽越新幹線と奥羽新幹線の整備実現に向け、政府に対する要望・提案を説得力のある効果的なものにしていくとともに、各県内の一層の機運醸成を図ることを目的として、関係する6県(青森県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、富山県)とともに「羽越・奥羽新幹線関係6県合同プロジェクトチーム」を立ち上げ、これまで調査・検討を進めてまいりました。この度、公表したプロジェクトチームの調査結果では、整備手法の工夫等も行いつつ、費用便益比(B/C)が「1」を上回る結果が得られるなど、羽越新幹線の整備妥当性や意義が確認されたところです。
 なお、今回試算に活用した単線、土構造などの整備手法は、国土交通省の「幹線鉄道ネットワーク等のあり方に関する調査」や先行研究等に基づき、プロジェクトチームとして仮定的に設定した整備パターンの一つであり、実際の整備手法の検討にあたっては、新幹線整備計画への格上げ後、政府等による調査・議論を踏まえ決定されるものであると認識しています。
 また、「国土強靭化」や「大規模災害時のリダンダンシー機能」などのB/Cには表れない効果もあること、今後の技術革新や環境変化等、将来的な情勢変化も考えられることなどから、政府等への提案・要望にあたりましては、単線・土構造という手法に限らず、あらゆる手法による整備についても引き続き訴えてまいります。
 今後も、沿線地域の皆様の一層の理解促進・機運醸成や、関係県と連携した政府への要望活動等を展開しながら、羽越新幹線の早期実現に向けた取組みを進めてまいります。(2021年7月16日検討)

( みらい企画創造部 総合交通政策課 )