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更新日:2021年7月2日
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ニュースでクマが駆除されるのを見たが、駆除するのではなく、山に返す方がよいのではないか。人的被害を考えて、クマを見たら殺せという考えはおかしいと思います。(2021年6月23日)
近年、山形県では、クマの目撃件数が増加傾向にあり、毎年のように人身被害が発生しています。
このため、県では、地域住民主体によるクマが身を隠す場所となるヤブの刈払いやクマを寄せ付けないための放任果樹の伐採、食べ残しを放置しないことなどにより、クマの出没を抑制するほか、クマが生活圏に出没した際には花火により追い払うなど、クマと人とのすみ分けを図っています。
しかし、住宅地におけるクマの目撃が継続し、人身被害のおそれが高まり、地域住民の安全安心を確保するためやむを得ないと判断される場合には、必要最小限度の頭数の捕獲を許可するよう市町村に対してルールを示しています。これを踏まえ、今般の事案では人身被害を及ぼす可能性が高いと市町村が判断し、やむを得ず駆除したものです。
県としては、クマと人との棲み分けにより共生が図られるよう、上記対策等に努めてまいります。 (2021年6月30日実施中・実施済)