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更新日:2021年6月7日
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コロナ禍における高校生の感染拡大防止のため、朝の登校時に利用する電車の車両や本数を増やすなど、通学の環境を整えてください。(2021年5月18日)
県では、今般の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、鉄道事業者等に対し、感染拡大防止対策の徹底を改めて要請したほか、教育委員会や鉄道事業者と連携し、通学する生徒に対して、列車乗車中の会話を控えることなど、公共交通機関利用時における感染防止の徹底が図られるよう注意喚起を行ったところです。
また、県教育委員会でも、通学に公共交通機関を利用する場合は、三つの密を可能な限り避けるため、できるだけ乗客が少ない時間帯に利用すること等の感染防止対策を生徒へ指導徹底するよう各学校に対し改めて指示したところです。
なお、混雑の抜本的解消のためには車両を増やす必要があり、県ではこれまでもJR東日本に対し、列車の増発や車両増結について継続して要望を行ってきています。
一方で、JR東日本では、通勤・通学時間帯は保有する車両を最大限活用して運行していることから、直ちに今以上の列車の増発や車両の追加は難しい現状にあるとのことですが、こうした中にあっても、JR東日本では、混雑状況等を踏まえ、緊急時に備えた予備車両の一時的な増結など、可能な限りの対応を行うとともに、円滑に乗降できるよう駅係員を増員しての誘導対応や、車内放送を通じた車内換気への協力等の呼びかけなど、感染防止の取組みを進めているところです。
県としては、御意見も踏まえ、JR東日本に対し、今後、改めて可能な限り列車増発・車両増結等の対応を要請するとともに、車両を増やすなどの抜本的対策についても関係団体とともに引き続き要望してまいります。
今後も、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を注視しつつ、引き続き鉄道事業者と県が連携して感染拡大防止に取り組んでまいります。 (2021年6月1日その他)