更新日:2021年6月4日

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教育に関する問題提起について

ご意見

 小中高等学校等で、整列の際に背の順を使うことをやめてほしいです。人権侵害にあたると思います。(2021年5月6日) 

県の取組状況

 本県の小中学校では、その目的や場面に応じて整列の際に背の順を用いる場合もあります。ただし、避難訓練等、早急な確認が必要な場合は出席番号順であったり、保健体育では教室の座席隊形であったり、児童生徒と目的等を共有して整列するよう努めています。
 また、近年はジェンダーフリー等への対応も含め、性別によらない出席番号順での整列を取り入れる学校も増えているほか、学級活動では児童生徒と整列順等の課題について話し合う機会を設け、一人一人にとってより良い学校生活となるよう日々改善を図っているところです。
 なお、本県の県立高等学校では、整列の際は、出席番号順に並ぶことが一般的となっています。
 教育基本法では、教育の目的は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を目指すこととされています。また、同法では、個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うことなどを教育の目標としています。
 県教育委員会では、第6次山形県教育振興計画において「人間力に満ちあふれ、山形の未来をひらく人づくり」を基本目標としており、引き続き教育基本法の趣旨を尊重しながら、思いやりの心と規範意識の育成に取り組んでまいります。 (2021年6月4日実施中・実施済) 

( 教育庁 義務教育課 高校教育課 )